幸せなW不倫

W不倫、5年目。W不倫についておもうこと、彼との日常でおもうこと。

支え合うということ

私と相方さんは会社が同じだ。


部署は違うものの、相手がどんな仕事をしているかはわかる。


付き合って5年…。


仕事でもお互い色々なことがあった。


相方さんの立場が一つステップアップして、それに慣れるまでの一年間は本当に辛そうだった。


私の知らないところで役員にとても辛いことを言われたりしていたことを最近になって他の人から聞いた。その頃の相方さんを思い返すと一番辛そうにしていた時期と被っていた。


「辞めて独立しようかな」と悩みというか弱音を沢山吐いていた頃だった。普段そんな事言わないのでとても衝撃的だった。


私はその時、何も出来なかった。

自分自身が無力だと感じていた。

「辞めたい」と言われたときは、無力さを痛感し泣いてしまった。


具体的になにもしてあげることは出来なかったけど、好きになった頃から変わらない思いがあったのでそれだけを伝え続けた。


「私は相方さんがどんな立場の人になっても変わらずに好きだ」ということ。

辛くてその立場を自分から降りたとしても、辞めてレジ打ちのアルバイトのおじちゃんになったとしても、そんな事は大したことじゃない。


「例え役員の評価が悪くても、私から見たら相方さんは理想の上司。もっと自分の今までしてきたことに自信を持って堂々として。」

「相方さんが頑張ってきたことは私が一番わかってる。誰に何を言われても私は相方さんの味方だよ。自信持って。」


こんなありきたりな言葉だけど、私にとっては心からの本心。


それを伝えるしか私には出来なかった。


「もう少し頑張って無理なら辞めよう!」と吹っ切れた後の相方さんは清々しくてかっこ良かった。


その後、役員に目をつけられることはなくなり、今は比較的落ち着いて適度に頑張っているw


私は私で、上司のパワハラに似た態度に悩んだり、人間関係に行き詰まったり、とても辛い時期があった。

仕事が終わって、思わず泣きながら相方さんに電話をすることもあった。


相方さんは泣き止むまで話を聞いてくれた。心配して急遽会う時間を作ってくれたりもした。朝、会社に行くとき涙が止まらない時期は毎朝、電話をくれた。「泣かないで~。会社いこうね。」って優しく声をかけてくれて更に泣いたw


「大丈夫だよ、みんな味方だよ。俺がそばにいるよ」と励まし続けてくれた。


私に初めて役職がつき、人をまとめていくことの難しさに悩んだ時期もあった。

イライラして八つ当たりすることもあった。


そんな時は「適当でいーんだぞ。真面目になりすぎるなよー。」と肩の力を抜くことを教えてくれた。そして私は、目の前にお手本がいるじゃん、と思い(立場は全く違うけどw)相方さんの人をまとめていく姿をこっそり盗み見して学んだりした。


相方さんは相方さんで、「俺はそばで具体的に何か手助けをしてあげられる訳じゃないから・・・何もしてあげられなくてごめん」と謝ってくれることもあった。


そんなこと思ったことないのに、相方さんももしかしたら私が思い悩んだように何も出来ないことにもどかしさを感じていたのかもしれない。


そんな今までのことを改めて振り返ってみて思えることだけど…


図々しいかもしれないが、

私と相方さん、自分達が気づいていないだけで思ってる以上に意外と支えあえてこれたのかもしれない。


無力だなと落ち込んでばかりだったし、辛いことを全てわかってあげられず私も苦しかった。


でも、私が辛かったときに相方さんがとても支えてくれたのは間違いない。

相方さんは無力なんかじゃなった。すっごいパワーを持っていた。


きっとあの時、毎朝の電話がなかったら会社を休んで病欠になっていたと思う。あの時相方さんに背中を押してもらったおかげで会社に行けたから今の私がある。


同じようにもしかしたら私も相方さんにすっごいパワーをあげることができていたのかもしれない。


思い上がりすぎかもしれないけど、少しだけそう思う。





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そもそもなんで今回、こんな話を記事にしようと思ったかというと


相方さんが旅先の景色を二人で見ていたときに私に言ってくれたから…。


「あの時、側にいてくれなかったら今頃どうなってたかな。きっと辞めてただろうな。あの時は辛かった。側にいてくれてありがとね。」


私は照れ隠しで「私何にもしてないよ」と大人ぶったことしか言えなかったけど、本当は少し嬉しかった。


微力だけど少しは支えになれたのかな?励みになれたのかな?と思えたことが嬉しかった。


これからもきっと色々なことがあるだろう。


でも私はどんな相方さんでもだいすきだ。


役職や立場や仕事の中身関係なく、相方さんがだいすきだ。


もしその役職を降ろされても、スーパーのレジ打ちおじちゃんになってもだいすきだ。

私は最初の頃の気持ちと少しも変わらず、これからも相方さんを想い続けていく。


そして変わらずに相方さんの一番の味方でいる。


これからもきっとその想いは変わらない。


具体的に何かを手助けしてあげることは出来ない。


だけど、相方さんに辛い出来事があったとき、私は無条件に相方さんの味方でいたい。


一番の応援者でいたい。


それが最終的に支えることに繋がっていけたら嬉しいな。


相方さん、令和という新時代も変わらない二人でいれたらいいね。


というか、変わらない二人でいようね。