私と相方さんが最初にカラダの関係を持ったのは、付き合い始めて1年ほど経った頃だった。

最初の頃は「そういうことをしなくてもいいよねー」と二人とも大真面目に思っていた。

ただ、少しずつもう少し触れていたいなぁーとか、相手に沢山触れたいなーと思うようになっていった。

お互いに変に真面目なところがあるので、慎重になっちゃって。その時その時のお互いの気持ちを伝えあって、するのかしないのか話してきたw

確か相方さんは「そりゃーしたい。でも一度したら、会うたびにしたくなっちゃう。それだけのために会うのは嫌だ。そういうのを目的に付き合ってる訳じゃないから。そういう付き合い方はしたくない。でも・・・」みたいなことで悩んでいた。

そんな風に悩んでいる相方さんを見て「らしいな」と思った。そんな風に時間をかけて悩んでくれる人を好きになって良かったなぁーと思った。

私は「茶飲み友達みたいな付き合い方でもいいけどなぁ～。でもいつか一度してみたいなぁ～w」みたいな感じに思っていた。

そういう行為があるとかないとかより、憧れだった相方さんと両思いになれたことだけで私は胸がいっぱいだったから。

結局は焦らずに色んなタイミングが合うときが来たら…っていう結論になった。

そして約一年後にその時が来たわけだけど…

結局私たちの場合は、してもしなくても好きという気持ちは変わらなかった。その瞬間のドキドキとかキュンキュンとかはもちろんあるけど、根本的な好きって想いはカラダの関係があってもなくても変わらない。私と相方さんはそう思った。

付き合い始めて5年が経つけど、あの時に思った気持ちは今も変わらない。

相方さんは、最初に悩んだことを忘れていなかったんだと思う。「それが全て」にならないよう、色んな時間を作ってくれているのが凄く伝わったから。私はそれが凄く嬉しかった。

もちろんカラダの関係は大事。心もカラダも満たされて幸せな時間だし、私や相方さんにとって大切な時間なのは間違いない。あった方がいいに決まってる。他の人と…なんて考えたくない。相方さんと、可能な限りそんな時間が続いて欲しい。

ただ、私と相方さんはそれが全てではない。

最近は将来…というか、叶わない未来の事をよく話す。

これから先、いずれは年齢が進むにつれてそういう関係がなくなる時が来る。

私はいつもそんな将来の話になった時、相方さんに「ギューってするくらいはできるよね？チューするくらいはできるよね？？」って聞くw

私、相方さんのギューっとチューが大好き(⑉︎• •⑉︎)♡︎それがあれば、充分。

そんな少し上から目線の私の質問に対して「う、うん！もちろんするよ、ずっと！」と照れながらも少し嬉しそうに答える相方さんが可愛かった。

もしそれも出来なくなったら…というより、それも無くていいかなぁと思えたら…

その時は茶飲み友達になろうか。

一緒にウォーキングしようか。

手を繋いで散歩しようか。

一緒にスーパーでバイトでもするか。

そんな妄想を二人で考えている。

「私が介護するよ！」とか「介護よろしく！」とかバカ言って笑ってるけどそんな話は夢のまた夢。

そして会うことが困難になるときが来る…

でも大丈夫。

心の中にはずっといるし、ずっと想ってる。

相方さんが「大丈夫！死ぬまでずっとそばにいるよ」というのはきっとそういう事だと私は勝手に思ってる。

いつかの未来…そんな二人になれていたら最強だよなぁって思う。

そんな叶わないであろう、将来の夢…。一つでも叶えることができていますように…。

そのためにも

これから先もいつもの二人らしく、

のんびりペースで

一つ一つ立ち止まりながら

悩みながら

喧嘩しながら

一つ一つクリアしていって

バカ話して毎日ケラケラ笑って

ゆっくりゆっくり一緒に進んでいきたい。

おじいちゃん、おばあちゃんになっても

変わらないこんな二人でいれたらいいな…。