幸せなW不倫

W不倫、5年目。W不倫についておもうこと、彼との日常でおもうこと。

距離を置きたい

先日、相方さんとくだらない毎度おなじみの喧嘩をした。



私と相方さんがする喧嘩の9割がこのネタ。



私の中では些細な喧嘩だったが、相方さんは相当腹が立ったらしい。



「距離を置きたい」とついに言われた。



私は正直、距離を置くような話か?と思ったけど、相方さんは相当腹が立ったみたいだった。



それを私は受け入れ、まず1週間様子を見ようと思った。



一日目、二日目、、、



毎晩眠れない。



夜中に目が覚めて「あぁ、これでもう終わっちゃうのかなぁ?」と考えちゃったり、今までの出来事を思い返しちゃったり…



夜中に目覚めて朝方まで枕を濡らして寝不足だった。



でも「距離を置きたい」なんてあの人が言うなんてよっぽどだったんだろうな・・・。



最初はその怒りのポイントがわからなかったけど、たぶん積もりに積もったものがあったんだと思う。



次第にそう思うようになった。



四日目、だいぶ気持ちが落ち着いてきた。



思い出して泣いちゃうことも減ってきた。



流れにまかせよう、って覚悟も出来た。



きっと戻ってきてくれる、って自信も回復した。



相方さんからLINEが来た。



「あとから電話してもいい?」



そのLINEをみて怖くなった。



連絡来るの早すぎる。きっと気持ちが固まって振られるんだ。



まだそれを受け入れるまでの心の準備は出来てない。



などなど、何を言われるのかを考え込んじゃって返事出来なかった。



でも相方さんもきっと自分から連絡しにくい中、連絡をくれた。だから私も勇気を出して電話することにした。



何より相方さんと話をしたかったから。



電話すると、相方さんは笑いながら「元気?泣いてない?」そう聞いた。



私は正直に元気がないことと、泣いてしまっていることを話した。



そんな私に相方さんは

「やっぱりな…。昨日アンタが夢に出てきたんだわ…。内容までは覚えてないけど朝起きて、”あ、これマズイな。きっと一人で泣いてるな”って思った。”こりゃ連絡してあげんといかんな”って思ったんだわ…」



そんな相方さんの言葉にビックリして言葉が出なくて沈黙。



「…やっぱり泣いてたか。怒ってないからもういいよ!」そう私に優しく言ってくれた相方さん。



そこからはお互い今回の喧嘩で思ったこと、感じたことを正直に話し合い、、、



そして、二人してお互いがお互いに呆れてる。



”それにしても喧嘩の中身、変わらんなー”



そう話して笑って終わり。



徐々に私もいつものペースに戻り、相方さんに『ねぇ、距離を置きたいって言ってたけど・・・4日、いや3日置くだけでもう大丈夫なの?』と生意気を言ってみる。



「ほら、アンタが泣いて元気無くしちゃうから。だから3日で勘弁してあげる!」と相方さん。



私は『相方さんが寂しかったくせに~笑』と強がったけど、ホントは嬉しかった。



相方さんはきっと怒ってた。腹立ってた。話したくないくらい何か思ってた。



だけど、”泣いてるだろーな”と思って連絡くれた。



怒らせといてアレだけど、ケンカしながらも大事にしてもらってるんだなーと実感した。



相方さんの夢に出てきた私、グッジョブ!!www



相方さん、ありがとう。

二択

毎日LINEの日か続いて



電話したくてもお互い仕事が忙しく、時間が合わない。

そして相方さん自身がなかなか電話の時間を作ろうとしない。(諦めちゃってる。)



だんだんと拗ねはじめた私は



休日に入る前日…相方さんに無理難題を押し付けた。



”電話がないから寂しい!悲しい!電話の時間作れないなら、会う時間作って!それが無理なら電話の時間作って!二択だよ!”



・・・安定の上から目線。生意気小娘w



二択以外許さない!と言わんばかりの勢いで相方さんにLINEをした。



会うなんてのは無理なのはわかってる。そこは最初から期待してない。



この二択ならきっと何とか電話の時間を作ってくれるだろう、と思って…。



「〇曜日、ランチ行けるよ!」



・・・え?そっちですか?



い、いや行けるんだけどね(嬉)



突然のランチデート決定で、拗ねた気持ちはどこかへ飛んでいき、相方さんに喜びを爆発させる…www



毎回こんな風には行かないだろうけど



相方さんはきっと常にその時その時の最大で出来ることをしてくれているんだろうな、と思えた。



相方さんと会ってフル充電して、しばらくいい子にしていよう。

まさかの慰謝料請求要請?

不安の虫が出始めた頃から私が不安定だということは相方さんは薄々気づいていたらしい。



相方さんには「そろそろ何か言ってきそうだな」っていうのが伝わっていたようで、とにかく私に優しかった。



だけど具体的な不安が解消されたわけじゃないので私の面倒くささは悪化する一方。



だんだんと相方さんもめんどくさくなり…ついに「めんどくさいなぁ」と言われてしまった(*_*)



そこでやっと自分の中に止めていた不安な気持ちを吐き出す。



もっと早く言えばいいのに・・・一応は自分一人で解決できるならしたい、って思ってるから。



相方さんに全て伝えました。



私は相方さんがが定年したら気持ちが奥さんの元に戻っちゃうんじゃないか心配。



私は用済みで捨てられちゃうんじゃないかって不安。



相方さんの答えは



「捨てないから大丈夫」



「いくつになってもいちばんは変わらない」



今思えば嬉しい返事。



だけどその時の私は簡単には不安の渦から抜け出せなくて(u_u)一人でウジウジ。



翌日、相方さんと会った時にその話の続き…



私が前日に伝えたようなことを改めて相方さんに話すと…



「俺100歳まで生きるから大丈夫って前にも言ったよね?」



確かにそう言ってくれたけど!(この不安ネタは今まで何度かあるのです)



でもそんなのほぼ無理じゃん!(涙)



それでもウジウジしてる私を見て、相方さんも何か考えてる…。



しばらくして相方さんが「わかった!」って笑顔になる。



「もし、俺がジジイになって手放すような事があったら、慰謝料請求して!あと二人のお財布貯金も全部あげる!」



(二人のお財布貯金・・・二人のお財布を作っていて、そこからデートのお金を払ったり貯金したりしています。彼が不定期にお財布にお金を入れてくれて、それを私が管理しているのです。)



・・・お金で解決するつもりなの??

…言ってることがわからない(少しイラっ)



「訴えていいから!裁判して!」



(・・・バカなの?w)

裁判なんかしたら家族にバレちゃうよ?そんなこと出来るわけないじゃん。



「いや、だからそれは俺があんたを手放すことないって自信があるから言えることでしょ?」



(おバカな発想すぎてだんだん笑えてくる)



じゃあもし訴えるなら、何を理由で訴えればいいの?w



「あんたの良い時期を奪った罪と…。あとは結婚詐欺とか?w」



何それwいい歳してそんなん恥ずかしいよ?

じゃあもし本当に捨てられたらホントのホントに訴えちゃうよ?笑い者だよ?いいの?



「いいよ!そもそもそんなことにはならないから!」



・・・やっぱり何かよくわかんない。



「だから俺が言いたいのは、もっと自信持ちなさいってこと。”捨てられたら訴えてやる””慰謝料貰って裁判沙汰にしてやる”って思っとけばいいの。もっと上から目線でいいの!」



・・・うん。



「そうならない自信があるから言ってるの!俺は!」



そっか。そうだよね!慰謝料ぼったくればいいよね。



「そう!あんた、いつも上から目線で生意気なのに突然なにを弱気になってるの?」



将来を考えたら不安になったの。



「俺から手放さないってもう決めてるから大丈夫」



うん。じゃあ手放したらホントに慰謝料請求する。老後のお金なくしてやるw



「大丈夫、いなくならないから。」



・・・こんな会話で不安が収まっていく私も相当単純なんですが。



”そっか。慰謝料貰えばいいやw”



”簡単には別れてあげないもん”



相方さんのいうように、いつも通り上から目線でいようと思えましたw



真面目な答えのようで、真面目な答えになってない…。



真面目な答えじゃないけど、私の気持ちを楽にしてくれる答え…。



こんな答えで不安が無くなるのは私くらいしかいないだろうけど、私が納得できるまでいつも一緒に考えてくれる。(たぶん内心はめんどくさいw)



不器用なことばだけど、最後には明るく笑顔にしてくれる相方さん。



この”相方さんらしさ”の良さは私にしかわからないだろうなぁ。



私が想像していた言葉とは全く違ったけれど、私の想像を超えるのが相方さんw



そんなぶっ飛んだ発想を真面目な顔して話してくれる相方さんが大好きです。



相方さん、ありがとう。